それゆえ、主なる万軍の神、 主はこう言われる、 「すべての広場で泣くことがあろう。 すべてのちまたで人々は 『悲しいかな、悲しいかな』と言う。 また彼らは農夫を呼んできて嘆かせ、 巧みな泣き女を招いて泣かせ、
小麦および大麦のために、 農夫たちよ、恥じよ、 ぶどう作りたちよ、泣け。 畑の収穫がうせ去ったからである。
山のために泣き叫び、野の牧場のために悲しめ。 これらは荒れすたれて、通り過ぎる人もない。 ここには牛、羊の鳴く声も聞えず、 空の鳥も獣も皆逃げ去った。
彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。
彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。
その日、人々は歌を作ってあなたがたをののしり、 悲しみの歌をもって嘆き悲しみ、 「われわれはことごとく滅ぼされる、 わが民の分は人に与えられる。どうしてこれはわたしから離れるのであろう。 われわれの田畑は われわれを捕えた者の間に分け与えられる」と言う。
わたしはこれがために嘆き悲しみ、 はだしと裸で歩きまわり、 山犬のように嘆き、 だちょうのように悲しみ鳴く。
あなたがたの祭を嘆きに変らせ、 あなたがたの歌をことごとく悲しみの歌に変らせ、 すべての人に荒布を腰にまとわせ、 すべての人に髪をそり落させ、 その日を、ひとり子を失った喪中のようにし、 その終りを、苦い日のようにする」。
それゆえわたしはあなたがたをダマスコのかなたに捕え移す」と、その名を万軍の神ととなえられる主は言われる。
万軍の神、主なる神は言われる、 「聞け、そしてヤコブの家に証言せよ。
あなたがたは断食を聖別し、 聖会を召集し、長老たちを集め、 国の民をことごとくあなたがたの神、主の家に集め、 主に向かって叫べ。
あなたがたは若い時の夫のために 荒布を腰にまとったおとめのように泣き悲しめ。
わたしは子を産む女のような声、 ういごを産む女の苦しむような声を聞いた。 シオンの娘のあえぐ叫びである。 両手を伸べて彼女は言う、「わたしはわざわいだ、 わたしを殺す者らの前にわたしは気が遠くなる」と。
その日、万軍の神、主は 泣き悲しみ、頭をかぶろにし、 荒布をまとうことを命じられたが、
その叫びの声はモアブの境をめぐり、 その嘆きの声はエグライムにいたり、 またその嘆きの声はベエル・エリムにいたる。
時にエレミヤはヨシヤのために哀歌を作った。歌うたう男、歌うたう女は今日に至るまで、その哀歌のうちにヨシヤのことを述べ、イスラエルのうちにこれを例とした。これは哀歌のうちにしるされている。
「主はこう仰せられる、われわれはおののきの声を聞いた。 恐れがあり、平安はない。
それゆえ、この地は嘆き、これに住む者はみな、 野の獣も空の鳥も共に衰え、 海の魚さえも絶えはてる。
ああ、その日はわざわいだ。 主の日は近く、 全能者からの滅びのように来るからである。
その日には宮の歌は嘆きに変り、 しかばねがおびただしく、 人々は無言でこれを至る所に投げ捨てる」と 主なる神は言われる。
彼らも、その先祖たちも知らなかった国びとのうちに彼らを散らし、また彼らを滅ぼし尽すまで、そのうしろに、つるぎをつかわす」。